釣船寺について

海中山釣船寺は、稲敷市浮島(旧桜川村浮島)集落にある曹洞宗寺院です。
寺伝によれば、慶長19年(1614年)9月に美浦村(茨城県稲敷郡)の永厳寺十七世安芝門泰大和尚のご開山と伝わり、木原永巌寺の末寺でした。その後、承応年間(1652~1655)および寛文年間(1661~1673)には寺より出火、本尊・過去帳ともに堂宇(堂や塔)残らず消失しました。このため第六世梅門團嶺大和尚は静岡の秋葉総本殿可睡斎から分霊を迎え、火防・火の用心霊験あらたかな三尺坊大権現様を秋葉神社に祀ったと云われています。
 当寺保存の記録によると、「承応年中と寛文年中との両度迄寺より出火仕(つかまつ)り候 故本尊過去帳共に一宇残らず消失仕り候」とあり、承応年中及び寛文年中に寺より出火、本尊・過去帳ともに一宇残らず消失したとしています。
現在の本堂は、文政9年(1826)3月に再建されたものです。また、昭和21年には本堂屋根普請をした記録が過去帳に残っています。


ご本尊(延命地蔵菩薩)

ご本尊 延命地蔵尊 現ご本尊は、火災後の享保五年(1720)12月8日、中興六世梅門團嶺大和尚によって建立されたもので、錫杖に宝珠を持った延命地蔵の半跏像です。
  一般には坐像が多い中、片足を垂らした半跏像は非常に珍しく貴重な像です。


歴代住職

開山 安芝門泰 永巌寺(美浦村木原)17世、東京広岳寺3世、慶安14年9月1日寂
二世 亀山霊鶴 元禄11年5月7日寂
三世 實光明相  
四世 不山禅達 宝永8年5月18日寂
五世 雄山全英 正徳4年10月寂
六世 梅門峻嶺 中興、享保5年12月8日本尊地蔵菩薩半跏像(延命地蔵菩薩)を造立
七世 唯峰大心 宝暦14年3月2日寂
八世 梅菴瑶鶯 正福寺(羽生)6世、安永元年12月17日寂
九世 良智國円 文化2年5月19日寂
十世 泉巌梅龍 養源寺(行方市石神)14世、永巌寺32世、文化11年6月13日寂
十一世 春恵萼芳 再中興、文化12年11月本尊地蔵菩薩半跏像を修補。文政9年(1826)3月本堂再建、大工棟梁坂本藤左衛門(棟札)。天保6年7月12日寂
十二世 月堂普明  
十三世 天山梅童 永巌寺36世、宗船寺13世
十四世 梅春禅来 永巌寺37世
十五世 祖門碩道  
十六世 大歇宗林 明治31年8月12日寂
十七世 大道國隆  
十八世 護道宗法  
十九世 徳峰眞隆 (大沢)、昭和24年3月6日寂
二十世 道山秀昌 (伊藤)、宝昌寺22世、昭和43年1月3日寂77歳
二十一世 梅雲秀孝 (伊藤)、平成11年9月1日寂53歳
二十二世 哲寛敏秀 (清野)、平成18年8月1日就任

釣船寺概要

寺院名 海中山 釣船寺(かいちゅうざん ちょうせんじ)
宗派 曹洞宗(禅宗)
所在地 〒300-0641 茨城県稲敷市浮島字柳縄3583 (地図)
本尊曹洞宗は、
  「釈迦如来」を御本尊として仰ぎます。
釣船寺は、
  「延命地蔵菩薩」を御本尊と仰ぎます。
創建 慶長19(1614)年9月20日
開山 安芝門泰大和尚(茨城県稲敷郡美浦村永厳寺十七世)

 


曹洞宗 海中山 釣船寺

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